ペダルボードの自作:小型版
以前、大型のエフェクターボード自作について書きました。
今回は、小型のボード自作についてまとめたいと思います。
前回の自作ボードについては下記URLから:
http://rafle-nico.tumblr.com/post/123886577182/
今回のボードのコンセプトとしては:
・突発セッションやスタジオ用
・小型で軽く、ギターのギグバッグの背面ポケットに入る(Suhrのギグバッグ)
・エフェクターは3台接続
・マジックテープではなくマジックバンド留め
以上でした。
ここから製作過程の説明と写真になります。
今回使用したのは家にあまっていたファルカタ集成材になります。とても軽く、加工性のよい板になります。また、それなりに強度もあるので小さいボード程度なら踏んでも大丈夫です。
集成材をサイズマークします。
カットします。ファルカタ集成材はめちゃくちゃカットしやすいです。
エッジ加工とサンディングをします。今回はファルカタ集成材でしたので写真に写っている機械で切れました。
今回はマジックバンドでの固定になるので、マジックバンドを通す穴をあけます。さらに、適当に軽量化?のために穴もあけました。穴開けたらもう一度サンディング。
簡単なオイルフィニッシュをして乾かします。今回はXoticのオイルを一回塗って乾燥させた後、一般的なオレンジオイルでフィニッシュしました。
なお、今回思い知ったのですが、ファルカタ集成材はオレンジオイルののりがすごく悪く、かなり渇きが遅かったです。この辺はやはり以前のパイン集成材のほうが扱いやすかったです。
乾かしている間に準備。タッピングネジとゴム脚です。裏に付けます。
さらにエフェクターを固定するマジックバンドを細くカットして準備しておきます。使用しているマジックバンドは、Amazonでマジックバンドと検索したら最初に出てくるTRUSCOのものです。かなり強力です。
乾燥したボードに脚を取付ます。この後、手前側にフェルトもはりました。
表はこんな感じ。
これにエフェクターを設置して、マジックバンドで固定します。しっかり占めます。
見ていただけると分かる通り、ひっくり返しても落ちませんし、あまり動きません。
これにて完成です。裏に脚をつけているので、軽く角度もついて踏みやすいです。
ためしてみましたが、ギターケースにも余裕を持って入りました(シールドも一緒に)。
前回、今回と使用したマジックバンド固定方法ですが、以下のサイトさまからアイディアをいただきました。
http://craftsman.gtfm.org/post-459/
エフェクターにマジックテープを貼る必要がなく、綺麗に保てるのでおすすめです。
マジックテープでも気にならない方は、板にそのまま貼り付けてOKですね!
また、今回の製作費用はゴム脚とタッピングネジを買っただけなので200円程度でした。
集成材とマジックバンドを買ったとしてもおそらく合計1000円もいかないと思います。
何か質問があれば、こちらかTwitterまでいつでも声をかけて下さい。
元記事:http://rafle-nico.tumblr.com/post/140855245347/
それでは。