rafle_nico Music/Work

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エレキギター弦 今まで使ってきた弦の紹介とレビュー

ギターを弾いていて一番触る機会が多く、最も消耗するパーツといえば当然「弦」です。
どの弦を使うか、というのは弦楽器を弾いていれば永遠に付きまとうテーマですね。

今回の記事では、私が今まで使ったことのある弦を思い出せる範囲で簡単に紹介したいと思います。

正直、弦なんて物は人のレビューを読むより実際にギターに張ってみて使ってみるのが一番ですので、メモ程度に読んで頂いた方がいいです。

私の弦の好みを先に書いておくと、あまりテンションが強めの物は好きではなく、柔らかい物が好きです。
さらに、ゲージは常に10-46を使用しています。これは昔からずっとですね。
ギターによっては11-49を張ることもあります。今はエレキはSAITO GUITARS S622しか持っていないので、あまり張る機会はないですが・・・

ROTOSOUND R10 Yellows Regular 10-46

私がかれこれ4ー5年くらい使っている弦です。たしかその昔、Guthrie Govan氏が使っているというのを知って興味を持ち、そこからずっと使っています。
特徴としては、テンションが結構弱めでチョーキング等がしやすいのに、あまり柔らかすぎな音にならないこと、さらに新品と劣化してきた状態であまり音の質が落ちないということですね。
後は価格が安いことですね!540円で買えるはずです。
かなりオールラウンドに使える弦だと思います。ただ、メタルやハードロック等の様に硬質な音やテンションを求めている人にはあまり合わないと思います。

ROTOSOUND/ロトサウンド ROT-R10 [10-46] エレキギター弦

ROTOSOUND/ロトサウンド ROT-R10 [10-46] エレキギター弦

 

D'Addario EXL110 10-46

超定番な弦ですね。楽器店からスタジオまでどこでも置いていて、さらに低価格です。
私はあまり長いこと使用をしたことはないのですが、触る機会はやはりとても多かったです。
テンションも比較的柔らかめ、且つ中高音よりで明るい音の弦だと感じます。
なんとなくですが、張りたてより少し落ち着いてきた時の方が音がいいような気がします。これは好みだとは思うのですが。
寿命はそこまで長くないですが、みても触っても安心感のある弦ですね。

Ernie Ball Regular Slinky 10-46

誰もが必ず通ることになる(はず)、アーニーボールです。
学生時代はモズライトをメインに使っていたのですが、結構長いことこのアーニーがメインだった時期があります。
とにかくいい意味でも悪い意味でも特徴のある弦です。まず、張りたての音はキラッキラのパリパリで、最高です。その代わり、3時間も弾けば質が落ちていきます。とにかく寿命が短い、すぐ錆びる。
最近の物は長く触ったことがないのでわからないのですが、色んなレビューを読んでみた印象としては、あまり変わっていないようです。
ライブ前に張る人が多いみたいですね!張りたての音は本当にいいので、ブライト目な弦が好きな人には最高だと思います。

Elixir Nanoweb Light10-46

コーティング弦の中で圧倒的シェアを誇っていますね。使っている人もとても多く、私の知り合いの中でも使用者が一番多い気がします。
やはり寿命がとても長く、音質、タッチの差が長期間にわたって中々変わらないというのは非常に大きなメリットだと思います。
音の特徴としては、あまり高音が刺さらず使いやすい音だと感じます。少しこもり気味な気もしますが、正直ブラインドテストをしても違いが分かる気がしません。
テンションは結構キツ目だと思います。柔らかい弦が好きな人には向いてないかも?
私のエリクサーに対する印象は実はあまり良くなくて、まずコーティング弦の触り心地があまり好きではないのと、昔、2度に渡って1弦がすぐに切れてしまったため切れやすい印象がついてしまっています。

GHS Progressives 010 10-46

激戦区である弦市場の中でもそこそこの知名度があるメーカー、GHSです。
こちらはメタル!ハードロック!って感じのパッケージが印象的ですが、好きな人はとても合う弦だと思います。
使った時に感じたのは、テンションがきついということでした。かなりかたい弦だと思います。
その分、非常にタイトで締りのある音がでるため、ロック系奏者の方にはぴったりだと思います。
また、サスティーンもとてもよくて、ブライトで伸びのある、太い音が出ます。
テンションが気にならないのであればかなりオススメです。
私自身、一時期よく使っていたのですが、結構昔ですので最近の物の品質は把握できていないです。
シングル、ハム、どちらのピックアップにも合うと思います。

Fender Original Pure Nickel 150's Regular 10-46

フェンダー純正の弦ですね。意外と使っている人は少ないのではないでしょうか?
私は何度か張ったことがありますが、悪い印象は何もないですね。すごくいい弦だと思います。
あまり高音もきつくなく、とてもバランスがいい音だと思います。テンションは少しきつめの印象です。
工場出荷時のフェンダーに張られている(らしい)ので、やっぱりストラトテレキャスに合うんだと思います。
一度試してみるのもいいと思います。 

D'Addario ECG25 クロームフラットワウンド 12-52

今回紹介する弦の中で一番特殊な弦だと思います。
ステンレスのフラットワウンドという、かなり尖った仕様です。
実はこの弦、私はオーストラリア在住時にずっとストラトに張っていた弦です。普通、この弦をストラトに張る人はいないと思いますし、オススメしません。
特徴としては、6限から1限までステンレスフラットワウンドなのでツルツルしており、とにかくめちゃくちゃテンションがきついです。
もしも張ることがある場合は、使用するギターのネックに必ず注意してください。
音は太く、丸く、柔らかいです。とにかく太くてマイルドな音がします。あとタッチがとてもスルスルしています。コーティング弦も真っ青ですね。
今後この弦を使用することがあるかはわかりませんが、当時はとても気に入っていて、この弦を張っていたからある程度上達できたような気がします。ネックが太めのフルアコ、セミアコにオススメです。
書いていてとても懐かしい気持ちになりました。

オマケ:アコギで使用している弦

Elixir Bronze Nanoweb Light
あんなにコーティング弦は云々と書いていましたが、アコギに関してはエリクサーを使っています。
弦交換をあまりしたくない、ただそれだけが理由です。
ただ、最近弦交換をしたのですがあまり音が好きじゃない、ような気がしました。
何かアコギのコーティング弦でオススメがあれば是非教えて欲しいですね。

以上になります。正直あまり参考にはならない内容だと思います。

色々な弦を試してみるのもギターの楽しみの一つだと思います。
弦交換はめんどくさいですが、是非色々試してみてください。

 

それでは。