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Snark SN-5G / SN-8 クリップチューナー レビュー

世の中には多くの楽器チューナーがありますが、ギタリストやベーシストにとって、始めたての頃からプロになった方まで一番身近な物といえばクリップ式のチューナーだと思います。

クリップチューナーといってもこれまた山のようなバリエーションがあります。

その中から、今回はSnarkのクリップチューナーのレビューを書いていきます。

私は個人的にSnarkチューナーをかれこれ2年程使用しておりますので、簡単にお伝えできればな、と思います。

今回レビューするのはこの2つ。

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Snark SN-8(左)とSN-5G(右)です。

元々このSnarkチューナーを知ったきっかけは、私が大好きなソロギタリスト、Justin Kingや高尾和輝氏が使用していたことからでした。

目次

2機種の違いと使い分け

まずこの2機種の大きな違いは、SN-5Gの方がより正確(というか細かく測定)にチューニングできるようになっており、SN-8の方がシンプル且つ大きいメモリになっています。

さらに、SN-5Gはギター/ベース専用となっているため、Pitch周波数が440Hzで固定されています。それに対して、SN-8は変更できます。

また、SN-8にはメトロノームが搭載されており、SN-5Gはシンプルに何もなしです。

SN-5Gには赤や青のカラーバリエーションがあり、SN-8は黒だけです。
どちらも専用の布ケース袋がついてきます。

使い分けに関しては:
SN-8:チューニングさえできればOKで、視認性が良く、スタジオ使用が多いのでエレキギター
SN-5G:変則チューニングも多様するが、自宅かレコスタ使用が多いため多くの機能は必要ないため、アコギ専用

と、いう形で使い分けています。

2機種が共通している点としては、両製品とも非常に安価でありながら、反応速度、精度ともに非常に優秀であるという点です。

SN-8の外観と機能

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大きめの目盛り、視認性もとてもいいです。電源ボタンは真ん中下の黄色いボタン。
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マットフィニッシュで、360度回転のネック。クリップもしっかり挟んでくれて、滑り落ちません。
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裏側に、Pitch調整、メトロノームのボタンがついています。
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SN-5Gの外観と機能

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より細かい目盛りで、しっかり測定。電源ボタンは真ん中したのグレーのボタン。

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クリアフィニッシュで、同じく360度回転ネック。裏側やサイドにはなにもなし。
こちらもクリップがしっかりしており、滑り落ちません。

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どっちの方が良くて、どっちを買えばいいの?

SN-8
どこでもさっと使いたい、つけっぱなしにしといて、大きい目盛りでさくっとチューニングしたい。
ギターやベース以外の楽器でも使用する可能性がある!という方。

SN-5G
ギタリスト/ベーシストで、ギターやベースでしか使用せず、しっかりと細かくチューニングしたい。チューナー以外の機能はいらない!という方。

機能的な差は少しありますが、正直どっちでもいいと思います。
ただ、SN-5Gの方がより細かくチューニングできる、というのは大きな違いです。
でも、私は正直SN-8の方が目盛りが大きくて見やすいため、そちらのほうが使用頻度が高いです。

どっちにしようか迷う・・・って人はとりあえずSN-5Gを買えばいいと思います。
シンプルで、Pitch周波数も440Hzに固定されていて、チューニング以外の余分な機能がついていない。

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(写真は上がSN-5G、下がSN-8)
ただ、見ての通り(光の加減もありますが)写り方がだいぶ違います。
個人的にはSN-8の方が見やすいです。

書いといてなんですが、私はエレキで使用するなら断然SN-8ですね。
アコギのようにチューニングをしょっちゅう変えたり、変速チューニングが多い場合は絶対にSN-5Gですが。

要するに、どっちももってるといいですよ!って話ですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

Snarkのチューナーは非常に安価であるのに、反応速度はとても早く、感度も良好。
しかも見やすいときています。
私はSnarkを使用する前はド定番である某K社製のクリップチューナーを長年使用していたのですが、Snarkに変えて本当に良かったと思っています。

時期にもよりますが1200円〜1500円で買えてしまいます。
とりあえず買っといて、試して見るのがおすすめです!

それでは!