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Leqtique CLHD (Caeruleum Lightdrive High Definition)レビュー

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今回の記事では、Leqtiqueから随分前に発売されていたCaeruleum Lightdrive High Definition (以後CLHD)の簡単なレビューをさせて頂きます。

CLHDを購入、使用し始めてから一年以上たちましたので、日常的に使用しているおうちギタリストの一意見として読んで頂けますと幸いでございます。

CLHDの意味や、細かい仕様等は色んなブログやサイトで非常に細かく紹介されていますので、割愛させて頂きます。

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このエフェクターの用途としましては、一応ブースター、プリアンプ、バッファー、オーバードライブとして一般的に紹介されています。使用してみた感想としては、どれとしても使える、といったどうでもいい感想になりました。

ノブは左がVolume、右がGain、真ん中がDefinitionという物になっています。
Definitionは一番左に回しておけば原音ほぼそのまんまの音です。右に回して行くと、ちょっとずつ音の輪郭が丸くなっていきます。かなり細かく設定できますので、好みのポジションを見つけましょう。とにかくこのDefinitionがこのペダルで一番重要な役割をもっています。

Gainについては、マックスにしても軽く音が割れる程度です。ただし、前段・後段にブースターをかませるとかなり独特な、キラキラした歪を作ることができます。Shun Nokina氏もおすすめしている、CLHD2台を使った歪は素晴らしいです。

このCLHD、機能的には非常に地味なのですが、とにかくできること、用途が多いです。しかも音に与える影響は使ってみるとわかるのですが、かなり大きいです。

歪の前に置いてブースター、歪後に置いていわゆるボリュームブースター、クリーンブースター、最初か最後に置いてのプリアンプ代わり、ペダルボードの好みの場所に置いてバッファーとして・・・とにかく多いです。

 

ここでは私の実際の使用方法を紹介させて頂きます。

私はペダルボードの、アンプInputへ入る直前につないでいます。要するに、コンプや歪等の一番最後です。

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こんな感じですね。(家での使用用なんでCLHDとディレイが繋がっていますが無視してください)。

役割としては、ほぼほぼ常時Onにして、写真のセッティングにしてOn/Off時のボリューム差を無くします。そしてDefinitionとGainのノブで、アンプに入る前の最終的な音を決めるために使っています。ようするにアンプ前プリアンプです。

これをすることによって、クリーンから歪まで、非常にきらびやかで解像度の高い音を、前に作った音に合わせて微調整することができます。めちゃくちゃ便利です。
また、歪の後のクリーンブーストとしてもセッティングができますので重宝します。
私はペダルボードの最初、チューナーの次にXoticのRC Boosterも置いていますので、そちらと同時にOnにしてクリーンの音を追い込んだりもします。

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先程も書きましたが、CLHDはOnにすることによって原音を維持したまま、その音をハリのある、キラキラとした音にしてくれます。おそらく色んなレビューで書かれている「高解像度」っていうのはこのことなんだと私は思っています。
クリーンにかますにしろ、歪の前後におくにしても、とにかく音が元気になります。これは素晴らしいです。

特に、私が使用しているSAITO GUITARSのS622のようにクリーンがとてもわかり易く綺麗なギターにはどんぴしゃだと思います。
あまりハムバッカーのギターにつないで使用したことがないのでそちらはわかりませんが、シングルコイルのピックアップとの相性は抜群です。めちゃくちゃおすすめします。
私のおすすめ使用方法は、紹介させて頂きました通り、プリアンプとしての使用です。

 

とにかくこのLeqtique CLHD、大きな変化を求めないで、ギターの音の調整ができ、且つ多様な使用方法があるエフェクターです。
私が今まで購入してきたエフェクターの中でも、ルーパーと並んで使用頻度が高いです。
1台持っておくと絶対に後悔することはないと思います。

 

以上になります。少しでも参考になれば幸いでございます。

 

それでは。